聖劇をお献げしました
12月14日。教会の鐘の音が鳴り響きます。聖劇の衣装を身にまとった子どもたちが教会に入堂していきます。年長児を中心に全園児で聖劇をお捧げしました。長い解説をマイクで伝え、聖歌を交えながらイエスさまの降誕劇を演じる子どもたち。練習の過程で、解説が間違わずに言えたお友だちをたたえ合ったり、お互いの歌を褒め合ったりと、仲間の頑張る姿をみんなで認め合って取り組む姿を大切にしてきました。その年長児を聖歌隊の年中児・羊役の年少児も支えます。堂々と立派に演じきった姿には、今までの成長の過程の重みと大きな感動を覚えずにはいられません。子どもたちの自信に満ちた顔は一生忘れることはないでしょうね。みんなの心の中にもずっと残っていって欲しいと思います。保護者の皆様には練習から本番まで、温かな眼差しで見守って頂きましてありがとうございました。
最初のクリスマスあらすじ
今から、およそ2千年前のお話です。
心の優しいマリアに、みつかいガブリエルが「もうすぐあなたに男の赤ちゃんが生まれます。そのこにイエスと名づけなさい。その子こそ神様のひとり子なのです」と告げました。
ヨセフとマリアは故郷のベツレヘムへ帰る長い旅へ出掛けました。宿屋はどこもいっぱいでしたが、親切な宿屋が、馬小屋に泊めてくれることになりました。その夜馬小屋で、神様がお約束なさった赤ちゃんが生まれました。一番初めに知らされたのは、貧しいひつじ飼いでした。
その頃、東の国では三人の博士が星について調べていました。それは昔から「世界の救い主がお生まれになる時には、大きな星が現れると言われていたからです。そして、とうとう大きく輝く星を見つけ、救い主の生まれたところを探しに出掛けました。
輝く星は、三人の博士をベツレヘムの町へ導きました。やがて馬小屋の上まで来ると、星はピタリと止まりました。博士たちは、馬小屋で眠っているイエス様を見つけ、大切に持ってきた宝物を捧げて拝みました。今でも世界中の人たちがイエス様のお誕生を心からお祝いするのは、神様が私たちをいつも愛し、守って下さることをイエス様が教えて下さったからです。皆様クリスマスおめでとうございます
クリスマス祝会
12月15日。クリスマス祝会が行われました。歌や合奏・オペレッタ。各学年の子どもたちらしさがよく表現され、楽しく賑やかな祝会となりました。それぞれが役になりきり、元気いっぱい笑顔で楽しんで演じる姿は思わず目を細めてしまいますね。練習の過程ではお友だちと演じる楽しさや、表現する喜びを大切にしてきました。また、他学年同士で練習を見せ合い、お互いの劇や合奏を褒め合う姿もあり、園全体で心を一つに出来たように思います。子どもたち一人一人の頑張りに大きな拍手を贈りたいと思います。